The Music About Elizabeth Taylor On Her (and my) Birthday

あと数日で2/27(火)関内ベンテヌートでのエリザベス・テイラー特集ライブとなります。この日は彼女の、そして偶然にも、私の誕生日でもあります。

このユニット、The Lost Sweetsでは毎回文化的な出来事の再読という試みを掲げてライブを開催しています。

今回は大女優に焦点を当てることによって、彼女の主演作がハリウッドを賑わせていた主に1940年代から1960年代にかけての美しい映画音楽と流行歌を集めることができました。

今回歌うのは、たとえばこんな楽曲たちです。

【緑園の天使】より“Greensleeves”

【ジャイアンツ】より“South Of The Border”

【陽のあたる場所】より“Mona Lisa”

【いそしぎ】より“The Shadow Of Your Smile”

【雨の朝巴里に死す】より“The Last Time I Saw Paris”

【夕なぎ】より
Hideaway

これらの映画の原作にはF・スコット・フィッツジェラルドやテネシー・ウィリアムズ等が名を連ねます。

DJ&解説とピアノソロでは、エリザベス・テイラーの主演作で(つまりハリウッドで)活躍した映画音楽家たちの楽曲に触れていきます。

ブロニスラウ・ケイパー、アレックス・ノース、ジョン・バーリー、ジョニー・マンデル、チャールス・ウォルコット。

これらの素晴らしい作曲家たちは、
”On Green Dolphin Street”, “Emily”, “Invitation”等の現代でも演奏され続けているスタンダードを生み出しました。彼らの多くがクラシックの素養を持つジャズミュージシャンでした。

クラシックの素養を持つジャズミュージシャンにしてThe Lost Sweetsの音楽監督、浅川太平氏のそれぞれの楽曲のオリジナルアレンジが光ります。バロック風の“The Shadow Of Your Smile”や、ポストコロニアル的視点でリハーモナイズされた“South Of The Border”をぜひ聴きにいらして下さいませ。

今回特集するにあたって、あらためてエリザベス・テイラーの主演作を観たり、評伝や自伝を読んで感じたのは、リズって無邪気で野心がなくて、なんてキュートなんだろう!ということでした。容姿の美という才能と、さほどそれを重要視していない本人の在り方。どうして8回も結婚したのかしら、とか、だんだんと私なりの解釈が生まれてきます。

個人的に占星術というのは世界を解釈する上で何千年もかけて取捨選択されてきた偉大なる知恵だと思っているのですが(だって気圧が下がっただけで頭痛になって憂鬱になるのに、女性は月の満ち欠けに沿った周期を生きているのに、自分より遥かに巨大な天体の動きの影響を受けないわけがないと思うのです)、同じ魚座なので(というか同じ誕生日なので)容姿や知名度は全く違っても、なんとなく感覚がわかるような。DJ&解説のときに、彼女の魅力やパーソナリティにも言及できたらと思います。

2/27 (火) at 関内Ben Tenuto, Kannai
February 27th
“The Music About Elizabeth Taylor On Her (and my) Birthday”

https://ben-tenuto.owst.jp

横浜市中区弁天通3-48045-263-6778

加藤咲希Saki Kato (Vo & DJ)
浅川太平Taihei Asakawa (Pf)

OPEN 18:30
1st 19:30~20:00 DJ&解説
2nd 20:00~20:30 PIANO SOLO
3rd 20:50~21:30 VOCAL LIVE SHOW

Adv予約 ¥3,000
Door当日 ¥3,500

プログラム付き

Don’t miss it!

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