有り難いことに、英語レッスン希望の方が増えてきたので、概要を以下にまとめました!ご興味お持ちの方はぜひご一読下さいませ🙏✨
※ある程度の長さのある文章なので、目次機能のあるnoteの方が読みやすいかもしれないです。noteの記事と下記の内容は同じです。
https://note.com/sakikato/n/n10f254f1a584?sub_rt=share_pw
現役ジャズシンガーが教える! 本気で生きた英語を身につけたいあなたへ、英語レッスンの生徒さんの募集を再開させていただきます!
対応可能なのは、
・ビジネス英語 ・TOEIC対策 ・受験英語(早慶、国立大合格実績あり) ・英文解釈(歌詞の解釈を含む) ・発音指導 ・日常会話 ・インバウンド対策(翻訳も可能) ・英語教育コンサルティング ・第二言語としてとにかく英語を使いこなせるようになりたい方への指導
等になります。
基本は1対1か、1対数人での少人数でのレッスンを想定していますが、スケジュールさえ合えば、学校や塾のような大人数に対しての授業も可能です。
レッスン場所は、対面の場合は、場所を借りている関内のスタジオ、もしくはご指定の場所に私が出張する形になります(東京圏のみ)。カフェや、公共施設、オフィスやご自宅に伺うことも可能です。自宅は難しいけれど、カフェ等だと落ち着かないという方には、お近くの無料で借りられる公共施設や、有料のレンタルスペース等をお探しします。昼間のカラオケボックス等はお値段もお安く穴場だったりします。オンラインレッスンも承っています。こちらの方が場所代と交通費がかからないのでリーズナブルになります。
レッスン代は内容によって変動するので、一概にお伝えすることはできないのですが、体験レッスンは1時間¥5,500で承っています。ぜひお気軽にどうぞ。体験レッスンがカウンセリングも兼ねているので、体験レッスン後に、目標の英語力を身につける為には、どういったレッスンをどれくらい続けるのが理想か、レッスン料はどれくらいになるのか、概算をお伝えします。その後、レッスン継続の可否を決めていただく形になります。
本気で英語を身につけたいと思っているし、できるようにならなければいけないのだけれど、学生の方や、あまり自身の英語教育に費用をかけられないという方もいらっしゃると思います。そういう方に対しては、私が直接教える時間を短くして、代わりに、どの教材でどのように自身で学習していったら効率よく伸びていくことができるのか、方向づけをします。情熱さえあれば、このやり方でも、多くの費用をかけずに、英語力を伸ばしてゆくことが可能です。逆に、時間も予算もある程度ある、という方に対しては、手取り足取り、中学英語のいちばん最初の基礎の基礎から、日常会話まで丁寧に指導させていただきます。
参考までに料金の目安は文末に記しておきますね。
以下に私の英語遍歴と、英語教育に対する考え方を記しておきます。 長くなるので、セクションごとに分けてみました。
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目次
【1. 私の英語力に関して】 【2. 英語関連のこういうお仕事やってきました】 【3. 英語圏への留学なしに限りなくネイティヴに近い英語力を身につけるには】 【4. 目指すべき「生きた」英語力とは】 【5. 英語学習で大切な最低限の基礎】 【6. あなたはなぜ今まで失敗してきたのか〜文法を学ぶ必要はないという大きな誤解】 【7. 基礎習得後の応用編はとにかく英語のシャワーを浴びて毛穴から入れる】 【8. 英語学習で大切な基礎より、さらに大切なものとは】 【9. 英語以外も指導させていただきます】 【10. 最後に】 【11. レッスン代の目安】
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【1. 私の英語力に関して】 私の英語力は、今ではネイティヴスピーカーの方にもバイリンガルだと認識していただくことも多いのですが、実は、育った環境は全くバイリンガル環境ではないし(家族の中で流暢な英語を話すのは私だけです)、英語圏に語学留学をしたこともありません。語学留学はしてみたかったけれど、大学の学費も自分で働いて賄うような金銭的な状況の中で、留学の費用を捻出することは難しかったのです。
けれど私は大学一年生のときには、すでに英語の論文の読み書きができました。なぜ私には大学一年のときにすでに論文の読み書きができたのでしょうか。一つめの理由は、中学英語までの英文法と語法がしっかり自分の中に入っていたこと。二つめの理由は、大学受験を志す過程で、「楽しくなければ授業じゃない」をモットーとする当時の師匠に英文の読み方の秘訣を教わったからです。
私は高校はドロップアウトする直前でギリギリなんとか卒業だけさせていただいたような状態でしたので、大学に行こうと決心した19歳の時点ではほぼ中学英語までの学習歴しかありませんでした。師匠の熱心な指導のおかげもあり、そこから半年の勉強で、早稲田大学第二文学部表現・芸術系専修に合格することができました。第二文学部は夜学であり、様々な背景を持った人たちに学問の門戸が開かれていました。当時の受験科目は、英語、国語、小論文のみ。今あのときの受験日を思い出すに、特に英語の問題は何かの手違いなのでは、と思うほどに簡単に感じました。中学英語の基礎さえしっかり入っていれば、あとは学習の仕方次第で、短期間でここまで英語力を伸ばすことも可能なのです。
英語の構造がわかっていて、読み書きができれば、日常会話などは、とても簡単にできるようになります。私は大学一年のときから大学受験予備校で英語講師をしていたこと、その後外資系の会社で働いていたこともあり、仕事、学校、日常生活で、半分英語、半分日本語を使う生活をずっと続けているので、私の英語での表現方法は限りなくネイティヴスピーカーに近づいていきました。
発音に関しては、大学時代に言語教育を副専攻して音声学を学びました。口がどの形のときにどういった音が出るのか、英語に関して英語話者はどの音をどう識別しているのか、ということ認識した上で、ネイティヴもしくは第二言語としての英語話者に囲まれて生活していました。伝わる発音でないと仕事や生活がままならなかった為、こちらも必要性からどんどん磨かれていきました。
今では私の発音には特定の訛りがないので、ネイティヴスピーカーの方も私の発音から出身地を推測することはできません。私の英語の発音は、いろいろな地域の出身者が集まり、かつ授業や生活は全て英語で行われる、インターナショナルスクール出身の方の英語の発音に、いちばん近いように感じます。
現在私は日本語で表現できることは英語でも表現できる状態にあり、両方の言語で考えることができます。私が夜見る夢は日本語のときもあれば英語のときもあります。
【2. 英語関連のこういうお仕事やってきました】 上記のように、大学一年生のときから大学受験予備校で英語講師をしていたので、実は私は歌手よりも英語講師歴の方が長いくらいなのです。指導していた大学受験生たちは、私大だと早稲田大学、慶應大学、公立大だと一橋、横浜国立大学等に合格してくれました。受験英語の分野では最低限の文法と語法の指導に加えて、特に長文読解の指導が得意です。
TOEICの指導歴も15年以上あります。大学受験での過酷な長文読解に比べたら、遥かに問題文が短く、概念も複雑でないTOEICのスコアを上げるのはコツさえ掴んでしまえば簡単です。
企業のオフィスに出張して、いわゆるビジネス英語、メールの書き方や、コミュニケーションの取り方を指導してきました。実はビジネス分野も中学までの基礎を固めておけば、あとはビジネスシーンに向く丁寧な表現を覚えるだけで、相当な応用が利くようになります。
同業の歌手の方に、ジャズ歌詞の解釈と発音指導をすることもあります。海外での公演の際のMCを一緒に考えたこともありました。英語の歌詞の提供、歌詞の和訳、英訳も行っています。
ウェブサイトのバイリンガル化や、日本語で書かれた飲食店のメニューの英訳を承っています。
英語で書かれた本を読めるようになりたい、という方と一緒に、洋書を読み進めることもありました。
読み書きができて英語の構造も把握できている、ビジネスシーンでプレゼンテーションも可能だけれど、とにかくプライベートでのジョークを含むような何気ない会話を上達させたい、という方と、お茶をしながら他愛のない会話を繰り広げる、というレッスンをすることもあります。
【3. 英語圏への留学なしに限りなくネイティヴに近い英語力を身につけるには】 私自身の経験から、ネイティヴスピーカーでない方が限りなくネイティヴスピーカーに近い語学力を身につける為に、語学留学をする必要は、全くないと思っています。逆に、何年英語圏に暮らしても、さほど語学力を身につけることができずに帰国なさった方もたくさん見てきました。私は、第二言語を身につけるのに必要なのは、英語という至極メジャーな言語の場合は特に、「情熱」と「工夫」だと考えています。音楽の能力に例えて考えるならば、現代では、アメリカに留学しなくても、日本国内のみでの研鑽によって、優れたジャズミュージシャンになることはできる、といった当然のあり方と似ているように思います。
【4. 目指すべき「生きた」英語力とは】 ただし、矛盾するようですが、私はネイティヴスピーカーでない方がネイティヴスピーカーのように喋れるようになることが重要だとは全く思っていません。いちど英語の文化圏で生活してみればすぐに気づくことだと思いますが、英語という言語が世界中で使われるようになった経緯を考えても明らかなように、英語を喋る者の歴史は植民地支配と移民の歴史でもあります。
つまり、いちおう「正しい」英語というものをそのルーツまで遡るならば、イングランドのクイーンズイングリッシュということになるかもしれませんが、あえてクイーンズイングリッシュのみを身につけたい、という方は現代では少ないでしょう。英国のその他の地域、アイルランド、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピン、マレーシア、シンガポール、香港、ガーナ、南アフリカ、ケニア、インド…英語が公用語となっている地域は他にもたくさんあります。それぞれの地域に独特の訛りや表現方法があり、彼らが話す英語という言語そのものが、彼らの独特の文化や歴史を体現しています。
私はポルトガル語圏であるブラジル出身のアントニオ・カルロス・ジョビンが自分で英語で歌詞を書き、ポルトガル語訛りで歌っているのを、エキゾティックでとても美しいと感じます。モニカ・ゼッターランドの若干のスウェーデン語訛りの歌唱もとても素敵です。つまりたったひとつの「正しい」英語が存在するわけではなく、それがその人にとって自然な表現であり「生きた」英語でありさえすればよいのだと思います。そして日本に生まれ育った者が英語を流暢に扱えるようになるとしたら、英語圏でない場所の出身であるけれど英語を流暢に扱っている、という事実それ自体がその人のアイデンティであり、個性のひとつになります。
【5. 英語学習で大切な最低限の基礎】 英語力を向上させたいと思って、英語を学習する皆さんの目的は何でしょうか?行きたい学校があるとか、仕事で海外のクライアントとのやりとりに必要だとか、歌詞の意味を知りたいとか、様々な理由があると思います。様々な理由はそれぞれの方のパーソナリティとアイデンティティに直結しています。でもどの目的においても、必要な基礎は同じで、まずは中学までの最低限の英文法と語法、英語という言語の構造を把握をすることです。
受験の為に英語力を向上させたいのであれば、まず必要なのは読み書きと論理的思考になります。対面で英語を話す必要があるならば、やはり最低限の英文法と語法、英語の構造の把握という基礎に加えて、細かいやりとりを積み重ね、瞬発力と応用力をつけることが大切です。残念ながら何度ネイティヴスピーカーとの会話のレッスンに通っても、基礎がなければ、流暢に喋れるようにはなりません。対訳を見ずに英詞をそのまま味わう体力をつける為には、単語の意味を知るだけでなく、やはり基本的な文法と語法、つまりは構造を把握する必要があります。
ただし、ここで誤解なきよう再度お伝えしますと、必要な基礎というのは、上記のように、あくまでも中学3年間で学習する内容のことを指します。皆さんは第二言語として英語を身につけたいのであって、文法博士になりたいわけではないと思います。だったら早く応用に移って、実践で使える英語を身につける作業をしていきたいですよね。今までの経験上、情熱を持ってきちんと復習して下さる方でしたら、週1回のレッスンを3ヶ月続けたら、必要な基礎を入れることができます。大切なのはまずはここを突破できるかどうかです。
【6. あなたはなぜ今まで失敗してきたのか〜文法を学ぶ必要はないという大きな誤解】 ネイティヴスピーカーは幼児期に自分たちの言語を身につける際に文法など意識していないので、言語を学ぶのに文法は必要ない、と謳う教材やレッスンも多く存在しますが、私のように言語学を専攻した者からすれば、第二言語を身につける際には、ある程度の文法の認識は必須であると言わざるを得ません。
ネイティヴスピーカーに文法が必要ないのは、それが彼らにとっての第一言語だからです。人の脳の構造は、第一言語に対しては、意識的に文法等のルールを整理しなくても身につくようになっています。ただし、残念ながら、第二言語に関して同じことは起きません。今までの研究結果で明らかになっているのは、一般的には、10歳前後までに身につかなかった言語の習得に関しては、第一言語の語学力に依拠するとされています。
どういうことかというと、もしあなたが10歳前後までに英語を喋れるようになったのでなければ、今後英語が身につくかどうかは、あなたの今の日本語力にかかっているということです。逆に言えば、今あるあなたの日本語力が英語学習を大いに助けてくれることになります。英語の場面では英語で考えられるようになるまでは、まずは日本語を駆使して、英語という言語の構造を把握することが英語習得の近道なのです。
【7. 基礎習得後の応用編はとにかく英語のシャワーを浴びて毛穴から入れる】 とにかく基礎が大切とはいえ、第二言語として英語を流暢に扱えるかどうかの分かれ道は、基礎習得後にいかに大量の英語に触れ続けることができるか、にかかってきます。いちばん早いのは、自分を楽しませるエンターテイメントを英語に切り替えることです。映画、音楽、読書、社交、これらをできるだけ英語のものに変えていきます。ある程度基礎が入っている方にはこのやり方をお教えします。私の師匠はこの浴びるように英語に触れるやり方を、とにかく「毛穴から入れる」のだと表現していました。
エンターテイメントを英語に切り替えると、多少、いえ、たくさんわからないことが出てくると思います。でもそれでよいのです。日本語話者の日本語の語彙力ですら、人によってまちまちなのが当然です。実は私たちは、知らない単語や表現が出てきても、文脈でだいたいのことを把握し、推測してコミュニケーションをとっているのです。さらに日本語話者であれば、わからない表現があれば、日本語で、調べたり尋ねることができますね。 英語も基礎がしっかりしていれば、わからないことを英語で調べたり、英語で尋ねることができるのです。ここまで辿り着いた方は、驚くほど飛躍的に、加速度的に英語力が伸びていきます。
【8. 英語学習で大切な基礎より、さらに大切なものとは】 長々と英語習得法をご説明してきましたが、結局のところ、いちばん必要なのは、わかりたい気持ち、伝えたい気持ち、そして学習の過程を楽しむことであると、15年以上に及ぶ英語講師歴で実感しています。ビジネスパーソンはモチベーションが高いことも多いですが、学生の方は、なんとなく英語学習に向かっている、もしくは英語学習が嫌だけれど無理矢理やっている、という場合もあります。でも残念ながら、いやいや行うことは驚くほど伸びません。私は英語の師匠から、「楽しくなければ授業じゃない」との訓を受け継いで、講師業を続けてきました。第二言語を身につけることやその過程そのものがいかに楽しいか、モチベーションの形成段階から関わらせていただいております。
【9. 英語以外も指導させていただきます】 以前大学受験予備校で教えていたときには、英語だけでなくて、現代国語、小論文、古文も教えていたので、これらの教科も指導可能です。日本語のネイティヴスピーカーでない方へ日本語を教える為の「日本語教育能力検定試験」に合格し、日本語教育資格も持っています。日本語を学びたい方いらしたらぜひご連絡下さい。でもここまでの日本語が長すぎて、ここまで読み進めることができた日本語学習者の方はごく僅かかと思いますが、日本語を教えることも好きなのでいちおう書いてみました!
【10. 最後に】 ここまでお読み下さってありがとうございます!あなたは本当に本気で英語を身につけたいと思っている方に違いない。 英語を身につけた後の世界の広がりはとーーーーっても大きなものです。自分には何がわかっていないのかがわかる、というレベルの最低限の英語力さえ身につけたら、後は世界は勝手に広がってゆきます。運転免許みたいなものでしょうか(私免許持ってないけど…)、譜面の読み書きの能力みたいなものかもしれない、あるいは逆上がりみたいなものかもしれない。一度できるようになったら、滅多なことではもうなくならない能力、指導も必要ない、あとは自分で磨いていける英語力。英語という事実上世界共通語になってしまった言語から得られる情報量も、人生の選択肢も、エンターティメントの量も、段違いです。
皆さんの英語人生が豊かなものとなりますように、ご連絡お待ちしております。
sakikatou@msn.com
【11. レッスン代の目安】 ※全て税込価格になります
・関内スタジオレッスン 55分/¥11,000(スタジオ代込み)
・出張レッスン(首都圏のみ) 55分/¥11,000(レンタルスペース利用の場合は別途レンタルスペース代)
・ビジネスパーソン向け英語コンサルティング(プレゼン資料等、英文作成補助も含む) 55分/¥16,500
・オンラインレッスン 55分/¥8,800
・高校生以下の受験及び英語学習指導(浪人生を含む) 55分/¥5,500より