デビューアルバム”Anything Blue” ナショナルツアー決定!

【✨緊急告知✨】

ご縁あって、デビューアルバム”Anything Blue”のツアーが決定しました🦋💜

11/25(木)徳島Swing
12/3(金)名古屋Caballero Club

【出演】
加藤咲希(Vo.)
小川恵理紗(Fl. & Beatbox)
浅川太平(Pf.)

徳島と名古屋で、皆さまにお目にかかれますことを、とっても、とっても、とっても✨楽しみにしております💕

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ジャズシンガー加藤咲希のデビューアルバム『Anything Blue』発売記念ライブ!

Lilla Flicka名義でシンガーソングライターとしても活動している加藤咲希が、ジャズシンガーとしては初のアルバムをリリース。

アルバムのプロデューサーのトオイダイスケからの信頼も厚く、確固たる個性と美意識を奏でるピアニスト、浅川太平と、彼女の盟友であり、アルバムにも参加の、日本で唯一のビートボキシングフルーティスト、小川恵理紗と共にステージに立つ。

ジャズアルバムでありながら、”ブルー”をひとつの結節点とした、加藤、トオイ、そして彼女の師である菊地成孔のオリジナル曲も含んだ、室内楽のように静謐でパーソナルなこのアルバムの本質が、また別の形で立ち上がることになるだろう。

主催:コグマサウンド
⽂化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

11/25(木)徳島Swingの詳細はこちらになります♪

12/3(金)名古屋Caballero Clubの詳細はこちらになります♪



☆メンバー紹介☆

【ERiSA|小川恵理紗】

ジャズ・ボイパフルーティスト / 作曲家。
3歳からピアノ、10歳からフルート、19歳からサックスを始める。力強い多彩な音色とシャープなフレーズに定評があり、ジャズ評論の重鎮、瀬川昌久氏には
「繊細な美しさとジャズ的にホットに盛り上げる太い音色のパッショネイトな表現とを両立できている」
と評される。日本人初のボイパフルート奏者であり、フルートの演奏とボイスパーカッションを同時に演奏するボイパフルート(正式名称: Beat Boxing Flute奏法)を日本のフルート奏者としては唯一マスターし、数々のメディアに取り上げられている。

【浅川太平】
1977年札幌出身。父が札幌のライブハウス「銀巴里」(~2012)を経営し、母が歌手であったため、幼いころはシャンソンをよく聴く。3才よりクラシックピアノを始める。 1996年、洗足学園短期大学でジャズを専攻し、卒業後バークリー音楽大学より奨学金つきの編入資格を得るも独学の道を選ぶ。 2004年、横浜JAZZ PROMENADE ジャズ・コンペティション、ベストプレイヤー賞受賞。

2007年に1stアルバム『Taihei Asakawa』(Roving Spirits)、2011年に2ndアルバム『Catastrophe in Jazz』(Roving Spirits)、2013年に3rdアルバム『Touch of Winter』(D-musica)、2018年に初のスタンダードでのライブ録音となる4thアルバム『Waltz for Debby』(Cortez Sound)、2020年、日本とヨーロッパを中心に国際的な活動を続けているドラマー池長一美とデュオユニットNordNoteでデュオアルバム『NordNote』(Time Machine Records TMCD-1020)をそれぞれリリース。

クラシックピアノて培った音色と、左手のアプローチを極限まで追求したそのサウンドはオリジナル曲の美しさと相まって、確固たる個性と美意識を形成し、各方面から高い評価を得ている。

10/5(火)六本木club-t リーダーライブ

10/5(火)は久しぶりに六本木クラブTに出演します✨

Pisces Sisters Club-t Debut Live Show🐠💕

パイシスシスターズ

Claire Natirbov Vo

加藤咲希 Vo

小川恵理紗 Fl

松原慶史 Gt

OPEN 17:30・CLOSE 21:00

STAGE 18:30 より 2 セット

<入替えなし20:40 終了予定>

1st Set 18:30~19:20 

2nd Set 19:50~20:40

※20時まではお酒の提供も可能になりました🍷✨

CHARGE   

MC 4,950円 

TSC 1,650円<おつまみ付き>

アメリカ出身のシンガー兼モデルのクレアと結成した魚座のボーカルデュオ、パイシスシスターズのクラブTデビューライブです。

共演は、アメリカ生活が長かったこのお二人、今をときめくビートボキシングフルーティストの小川恵理紗ちゃん🦄💜と、スーパーギタリストの松原慶史さん❣️✨

ライブ準備に関するやりとりが英語一言語でできるので非常に助かってます🙏

もちろんプレイがインターナショナルクオリティなのは言わずもがな❣️❣️❣️

ぜひお聴きいただけたら嬉しいです💖

まだクレアの歌声聴いたことないよ〜という方もぜひ。Tenderly、In A Sentimental Mood等、絶品です。誰もあんな風には歌えない。

一緒にバンドをやってくれているので、気がつかなかったけど、何気に、普通のスタンダードをよっしーと奏でる試みは初めてでした😳(バンドではいつもアレンジ譜)

楽しみだなあ。

もちろん、クレアとのデュオ曲も多数ご用意しております❣️

お越しをお待ちしております🐠✨

星を読むひと

最初に、私には、政治のことはよくわからないです(勉強不足でごめんなさい)。でも今回の、自民党総裁が岸田さんになってゆく流れをマドモアゼル愛先生のYouTubeで毎日追っていて、1ヶ月前から愛先生が言い続けていたことが、ばんばん的中していく中で、今日に至って、先生の才気に、あらためて鳥肌が立ちました。

「私は、本当にそうなのかな、大丈夫なのかな、とは思うのだけれど、星の上でそうなのでね。そして、いつも私より星の方が正しいので」

占星術家というのは、なんて、なんて、尊いご職業なのでしょうか。時代や国が違ったら、国家君主や王族に仕えるようなお立場であったことでしょう。ご本人はそれを望まないかもしれませんが。今でもそういった依頼はあえて断って、あくまでも市井の人々の為に、星を読んでいらっしゃるのかもしれません。

国家や大企業が大きな決定をする際や催事の日程を決める際には、占星術師が一定の役割を担っていることは知られた話です。インドでは占星術は国家機関で研究されています。医療占星術という分野もあります。明治時代の話でしたでしょうか、イギリスの王族の方が、日本の天皇陛下のお付きの占星術師はどちらの方ですか?と尋ねられて、誰も何も答えられなかったというエピソードを耳にしたことがあります。占星術は、統計学の要素を多く含んでいます。こういう星の配置になったら、こういうことが起こる、ということを読んでいきます。こういう星の配置の時期に生まれた人には、こういう星の配置の時分に、こういったことが起こる傾向がある、といった具合に。

人は、星どころか、地球という一惑星の、自分が居住する一部の地域が曇天になっただけで、頭が痛くなったり、眩暈がしたりします。女性の生理周期は月の満ち欠けと連動していたりします。満月の日の事故率は高いそうです。そんな私たちが、さらに何百倍、いえ、何千倍、何万倍も大きな天体の動きに、影響を受けない、と思うことのほうが、傲慢で、私にはとても信じられない。そして、傲慢な方々は一様にして、幸せそうには見えません。ということは、私が幸せを感じられなくなっているときは、きっと、傲慢になっているのですね。失礼、話が逸れました。

私は、科学も占星術も、人間の知的営みの産物として、どちらの恩恵も受けていますし、どちらも素晴らしいと思っています。両方とも非常に論理的な作業で、かつ、緻密に積み上げられた論理的作業ののち、本当の最後の最後の最後には直感がものを言う行為であると考えます。違いは、科学には因果関係の証明が必要だけれど、占星術に因果関係はあっても証明をする必要はない、ということでしょうか。占星術で、なぜそうなるか、ということは扱わない。ただ、こういう星の配置のときに、こういうことが起こる、という事象のみを扱います。(もし違いましたら詳しい方ご指摘いただけましたら嬉しいです)

とても残念なことに、現代の日本では、そして近代文明においては、占星術は、下手したら、インチキのような、扱いを受けることもあるようです。インドには国立の研究機関があると前述しましたが、日本にお生まれの占星術家は、民間人としてのあり方の中で、自身の直感のみによって占星術を選び取り、先人から学び、天才から天才への引き継ぎが行われる中で、茨の道を歩まれてきたのでは、と勝手に想像してしまいます。ジャズを含めたポップミュージックが辿ってきた道も似ているかもしれません。(今ではジャズは大学でお勉強する学問にもなりましたが)

星を読む、というのは究めて知的な作業です。大学受験どころではない、信じられないような膨大な量の知識を暗記し、計算し、解釈する。政治、経済、歴史、時事問題にも明るくないといけないでしょう。暗記力、計算力、洞察力、解釈力、そして私利私欲に惑わされないこと。そうでないと、読みがずれてしまうからです。頭は冷静に、心を持って読むこと。なんて尊い職業なのでしょうか。

マドモアゼル愛先生という、太陽が水瓶座にあり、天賦のひらめきを持って生まれた西洋占星術家の、自民党総裁選の行末を鮮やかに言い当てなすった手腕にただただ感激して(素晴らしい映画を一本見終えたような、とても爽快な気分です)思わず書きなぐってしまいました。

以上、太陽が魚座、月が山羊座の(われながらまさに、な文章と人生)一介のファンより、ラヴレターでした。

愛先生、お見事!

(ちなみに、愛先生は、お名前は可愛らしいですけれど、71歳の男性で、日本占星術界の大家であられます)

9月15日、風をあつめて、月に飛ばして

〈プロローグ〉
今夜も桜田(妹の方)だ。私には、愛の生活の呪いがかかっている。金井美恵子でなくて、岡崎京子の方。金井美恵子の愛の生活も彼女の初期の傑作のひとつで大好きだけれど。もちろん呪いとは同時に祝福のことである。

半年ぶり、いや、嘘だ、記憶にない、一年以上かもしれない、に休みができたので(今日やっておかないと後ほど不具合が生じるという類いの用事がなく、人とのアポイントメントもないという意味で。金銭の授受がなくてもコミットメントがあるなら友人と出かける等のプライベートのアポイントメントでも厳密には休みではないように感じる)、今後の展開の為にもいざタブラ・ラサ。こんなのどれくらいぶりだろう!今日は生業については一切考えずに一日を過ごすことにした。音楽と文字だけで綴られたものは生業に近すぎるので100パーセント娯楽という感覚にはならない。私の娯楽は映画と漫画にある。私の視覚は聴覚と言語感覚よりも乏しいので丁度よいのである。

二日前から(つまりAnything Blue横浜公演の前日)どうしても観たいという大きな衝動に駆られていた映画は3本あった。それぞれが、ギリシャ、モロッコ、チベットで撮られた映画だった。二日後には必ず観に行けるのだから!と、意気揚々、ひとつの儀式を終えた状態を想像し、ライブ準備もはかどったものである。ライブの様子は前述したとおりだ。ものすごかった。

ところがどういうことだろう、たった二日後に、これら全ての映画がもう上映されていないパラレルワールドに飛んできてしまうなんて。私は途方に暮れた。シャワーを浴びながら、大澤誉志幸の曲を口ずさんでみたりした。

しかしこんなに長い間映画館に行っていないと干からびてしまう(映画か映画的なものは睡眠導入剤として毎日観ているのだけれど映画館には行けていない)。水を飲みに行かなければ。検索をかけたところ、急げばまだ今日中にそれなりに興味深い2本が観られることが判明した。いちおう軽くネット上のレヴューもチェックする。Rotten Tomatoesで98%!?何かのバグではないかと思ったけれど確かめる為にもひとつはこれに決まり。ブルグ13のIMAX上映に間に合う。2本目はたいして選択肢がない。ベイバイクで移動して次はジャック&ベティだ。

結局比較的馴染み深い文化を持つアメリカと日本の映画を観ることになった。コレットマーレのPAULで朝食のアヴォカドのサンドイッチと、ビオセボンでスナック用のブール・ド・ルージュとルイボスティーも買う。これで準備はOK、6時間はそれほど長くない。

デスティン・ダニエル・クレットン監督『シャン・チー/テン・リングスの伝説』

爽快!ウェルメイド!くうううううーマーヴェルはオーディエンスが次に望むものをわかってる!痒いところには手が届きかつまさに予想の斜め上をいく作りとはこのことか。アンダーソン・パークのクール過ぎるエンディング曲も含め完璧か…。Rotten Tomatoesに狂いなし。

トニー・レオンとファラ・チャン、そしてミシェル・ヨーの艶やかさ。舞踏のように流れる戦闘シーン。男女の関係はもちろん恋愛だけではない。ヒロインが同時に道化役でしかもちゃんと魅了的。遂にステレオタイプから抜け出したヒロインが現れた。遅いよ世界!でもやってくれてありがとう。サントラにはZion.T、88rising、Jhene Aiko、星野源!まで参加。やはり完璧か….。上映後の高校生たちの反応も可愛かった。ん?でもサントラにヒロイン役のAwkwafinaが参加してないのはなぜ?

ウエダアツシ監督『うみべの女の子』

ポルノよりもポルノ的なもの。90年代後半の片田舎の中高生ってこんな感じ(私は横浜の片田舎出身、横浜は広い)。全ての集約点の9月15日ってAnything Blue横浜公演と同じ日だなあ。はっぴいえんど「風をあつめて」ってFly Me To The Moonのヴァースの和訳と一緒じゃないの。これぐらいのシンクロニシティーは日常の我が摩訶不思議人生。というか、これぐらいのセレンディピティは誰の人生にも必ず起きている。唯一の違いは、気づくか気づかないか。

台風が全てを浮き立たせ、そして洗い流す。結局のところ、世界を揺るがすのはボーイミーツガール。ほんとうのことを言うときは船もカメラもグラグラ揺れて、心臓が飛び出そう。吐きそう。胸が痛い。死ぬか生きるかの通過儀礼はこの社会の14歳にも引き続き存在していると思う。毎日ちゃんと死んでますか?それは毎日生まれ変わるということなので。

〈エピローグ〉
悩める桜田(妹の方)は前日にタロットリーディングをしていたのだ。結果は、そのまま事実の反映である。この問題に関しては、ひとり静かに闘う。猛獣を飼いならす。四面楚歌。果たしていちばん重要な最終的なアドヴァイスとは、「風が吹くのを待て」。もうすぐに、人智の及ばない何らかの力が働いて形勢が逆転する。乾季が雨季に変わる、それは生命の約束、三月の雨。私はただ待つことにした。風マチ。台風がやってくる。

Anything Blue横浜公演を終えて

あまり知られていないけれど、Fly Me To The Moonの歌詞のヴァース部分はこうやって始まる。


Poets often use many words 
To say just a simple thing 
It takes thoughts and time and rhyme  
To make a poem sing 
With music and words I’ve been playing 
For you, I have written a song 
To be sure that you’ll know what I’m saying 
I’ll translate as I go along…

Fly me to the moon
And let me play among the stars

詩人はたくさんの言葉を使うよね
たったひとつの単純なことを言う為にね
考えて考えて、時間を費やして、韻まで踏んで
どうにかして、たったひとつの節を、歌にする
今までに演奏してきた音楽と言葉で
貴方の為に曲を書いたの
貴方が私の言っていることを理解してくれるように
翻訳していくね
あのね…

私を月に飛ばして
そして星々の間で遊ばせて



地元横浜でのアルバム”Anything Blue”公演が終わった。自転車で帰宅しすぐマックブックと向き合いこれを書いている。私は横浜と横浜の人々を愛している。ロジャース&ハート名コンビの傑作のひとつ、”Manhattan”を聴く。都市への愛を歌ったこの曲を聴くと、彼らのどんなラブソングよりもとても切ない気持ちになるのはどうしてだろう。日本に住み続ける限り、私は横浜にいるに違いない。

今夜は私は呆けて録音することもメンバー写真を撮ることも忘れたので、せめてもの記録に、苦肉の策として、文章を書くことにした。渋谷JZ Brat公演の際にも同じことを書いたのだが、これはライブではなかった。いつも行っているあの行為がライブだとしたら、この出来事はライブではない。

Blue Lotusのピアノソロの間、一瞬の気の緩みで、目の潤いが増してしまい、Anything Blueに至っては時間差攻撃で今度は鼻からいつ水滴が落ちてしまうのかと、気が気でなかった、と言えば大袈裟であるが、顔面に多少の異変があったのは確かである。自作曲Anything Blueに対する感慨はもう何もない。あの曲はドキュメントであって、全てノンフィクションだけれど、産み落として以降、あの曲の中の物語はどんどん私から離れていって、今では全くもって私のものでなくなって、世界に帰属するものとなった。

アルバム”Anything Blue”は、トオイダイスケが、加藤咲希と言う「ジャズシンガー」をプロデュースしたアルバムである。私は彼にプロデュースされたという客体であるのだけれど、彼も私のプロデュースをすることを私に選ばれた客体である。もちろん彼はプロデュースをするという本来の分かりやすい主体であって、私は彼にプロデュースされることを自分で選んだので、私も主体である。プロデュースをする、される、という行為は、お互いが能動態であり、受動態である、そしてそれは入子構造になっている、などということを、あらためて思ったりした。

演奏直後の、興奮冷めやらぬフルーティスト小川恵理紗ちゃんの一言、「トオイさんって、天才ですね、天才なのですね、天才だ!トオイさんの音楽をもっともっともっともっともっと世界中のたくさんの人たちに聴いてもらいたいですね!」

そのとおりだね、恵理紗ちゃん。そして君の素敵なフルートとビートボキシング(今日は封印させてしまったけれども)も、きっともっともっともっともっともっと世界中のたくさんの人たちが聴いてくれるようになるよ。君たちは本当に素晴らしい。

私は人に恵まれていて、師匠の菊地成孔さんのお言葉を拝借するならば、ただ歩いていると、向こうから勝手に天才たちがやってくるのでした。ご来場下さった愛すべき皆さまと、音楽のカミサマに感謝します。

アルバム”Anything Blue” 発売記念ライブ第二弾!地元横浜編

大切なライブのお知らせです❣️

ジャズ歌手としてのデビューアルバム”Anything Blue”
発売記念ライブ第二弾💙✨地元横浜編

9/15(水)関内メグスタ

横浜市中区相生町5丁目86番地 第2ホームベースビル402
Tel 045-228-8869

加藤咲希 (Vo.)
小川恵理紗(Vo.)
トオイダイスケ(Pf.)

Open 17:30
1set 18:20-19:30
MC ¥4000

私のジャズシンガーとしてのデビューアルバム、「エニシング・ブルー」発売記念ライブ第二弾です✨

東京、神奈川近郊でのレコ発ライブはこれが最後になります。

おかげさまで、7月に開催しました渋谷JZ BratでのCD発売記念ライブにはたくさんの方にお越しいただいて、とても感謝しております😌💗

でも地元横浜で、10年以上前の、ライブデビュー時期から応援して下さっている方々には、場所や時間やその他のご都合で、お越しいただけなかったという側面もありました。

そこで急遽、横浜でもレコ発をやらせていただくことになりました❣️

今回は、地元横浜のジャズ界のライジングスター🦄🌟ビートボキシングフルーティストの小川恵理紗ちゃんをゲストにお迎えして、プロデューサーのトオイダイスケさんと一緒に、もう一度、Anything Blueの世界を紡いでみます。

恵理紗ちゃんは、アルバムの中でも、とても大切な2曲、Aguas de Marçoと、Can’t Stop The Showで素敵なフルートを吹いてくれています。

菊地成孔さんにご参加いただいた渋谷JZ Bratのときとはまた別の形で、Anything Blueの世界を描きます。未来に繋がるライブにできますように🪄

ぜひお越しいただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

主催:コグマサウンド

本当に苦しいのは魔法がかかるまでの時間、本当に恐いのは注射が刺さるまでの時間

緊急自体宣言下かつオリンピック開催中の東京、渋谷JZ Bratでの、加藤咲希 Saki Kato Debut Album Release Party “Anything Blue” にお越し下さった皆さま、配信でご覧下さった皆さま、本当にありがとうございました。

燃え尽きて、死んで、寝て起きたらまた生まれ変わって、別の人になっていました!

トオイダイスケさんと菊地成孔さんが素晴らしかったです。

両隣りで、2匹の龍が戯れていました。私は真ん中にいました。包み込んだり、暴れたり、争ったり、会話をしたり、しなかったり、思いやったり、抱き合ったり、していました。ぐるぐるぐるっと、DNAの螺旋構造のように、音の渦が昇っていきました。

でもやっぱりプロデューサーのトオイダイスケさんが、全てです。今までに聴かせていただいたトオイさんのピアノの中で、いちばん焦燥に溢れ、だからこそ終幕に向かってのもの凄い開放がありました。あんなにギリギリのところをいく、殺気だったトオイさんのピアノは初めてです。でもあれが、本来発揮されるべき、トオイダイスケの天賦の才のひとつです。今回私たちは、いちど死に向かっていかなければならなかったのだから、その天才が発揮されざるを得なくなったのは、当然の帰結であったのかもしれません。

本当に苦しいのは魔法がかかるまでの時間、本当に恐いのは注射が刺さるまでの時間。

逆に鬼才と表現されることの多い菊地成孔さんのテナーと歌が、どこまでも優しく慈愛に満ちて、柔らかく、ただただ美しかった。ご自身のリーダーライブではなくて、ゲストとして、ボーカルの歌伴として、生徒のお披露目会のお祝いとして、バンドメイトのリーダーライブのサポートとして、入って下さったのだから、こちらも当然の帰結なのかもしれません。この編成で、あの役割をお願いできるのは、菊地さんしかいませんでした。菊地さんのブルーはとことん優しいブルーでした。あらためて、音楽家として、師匠として、尊敬します。もちろん誰もが同じような成長過程を辿れるわけではないし、明らかに菊地さんは天才であるので元からそういう性質なのかもしれない。でも、もし経験を重ねることによって、あの柔らかさのほんの一部でも音楽家として得ることができるのならば、私は歳を取ることが楽しみだと思いました。

共演して下さったお二人に感謝します。

昨晩が、私のジャズの歌い手としての、本当の始まりだと実感しています。私はもっと、精進します。私にできることは、日々の祈りとしての練習や制作や出演を重ねること。

今までは、長いようで短いようで、やっぱり長かったような、プレリュードでした。プレリュードも素晴らしかったし、苦しかったり、悲しかったりすることも含めて、ぜんぶ楽しかった。

そして、昨晩、歌い終えた瞬間、私はいちど死んで、人生がもう変わってしまったので、またこの自分という物語の、今度は別の、今のこの新しい章を、やり切ります。

昨晩のライブは、2ndセットが配信されていたのですが、8/14(土)までは録画映像のご視聴が可能です。ご覧いただけたら嬉しいです。https://twitcasting.tv/c:liveconnection/shopcart/75297

録画視聴のチケットとは別に、おひねりチケットというものがございまして、こちらには、リハ風景、楽屋でのプライベート写真と、ライブ後のスペシャル動画メッセージ、全員のサインという特典が付いています。われながら面白い写真をたくさん撮っていただきました。あんなところ普段は見せられない!という場面が満載です。動画メッセージもわれながら面白いです(笑)↓

https://live-connection.shop/items/60a0ba628899be1851baad7

ライブにお越し下さった方もよろしかったらぜひ。

昨晩同じ時間を共有して下さった皆さんに、これをお読み下さっている貴方に、これからも、素敵な音楽の、たくさんの祝福がありますように。

ライブ写真を撮って下さったSean Brownさん、平山巖さん、ありがとうございました!

そして最後に、JZ Bratという素晴らしいジャズクラブに感謝です。最初から最後までとても丁寧にサポートしていただきました。いろいろな青が層になっている、オリジナルカクテル”Anything Blue”をメニューに入れて下さいました。

PAにいたっては今まででいちばん歌いやすかった、どころか、私の声の特徴を瞬時に掴んで引き出して下さいました。今まであんな風に歌わせていただけたことはないです。こういう風に歌いたかったんだ、ということがわかりました。本当に生まれ変わりました。

そしてショウは続きます。

【緊急事態宣言下での開催決定】7/31(土)JZ Brat CD発売記念ライブ

緊急事態宣言下ではありますが、7/31(土)渋谷JZ BratでのCD発売記念ライブは予定どおり開催いたします。

どのライブもとても大切に、喜びとともに歌わせていただいておりますが、ソロジャズ歌手として、初めてのCDの発売記念ライブ、これまでの人生の中でいちばん大切なライブになります。

というか、日々日常的に歌っているあの行為をライブショウと呼ぶのだとしたら(そしてその日々のあり方に関しては感謝に堪えません)、私にとって、今回のJZ Bratでの公演は、ライブショウではありません。普段とは全く別の出来事であり、儀式を執り行う、という行為になります。

極個人的な、小さな私という物語の中で、これほど重要な結節点は、正直に申し上げて、生まれたこと、ぐらいしか思いつきません。

ここが私の終わりで、始まりです。
お越しいただけましたら、大変嬉しく思います。

事実は小説よりも奇なり、ジャズを歌い出したときに、まさか、CDデビューの儀式を、菊地成孔さんと、トオイダイスケさんと、執り行う機会に恵まれるとは、全く、思いもよりませんでした。しかし結局のところ、私をジャズに導いて下さったのは、菊地成孔さんであり、トオイダイスケさんであることも事実です。時間は、過去から現在、現在から未来へと、一直線に流れるわけではない。そして無意識は意識より遥かに優れている。

いま、ここ、この瞬間に、過去も、未来も、同時に存在しています。お二人の音楽に触れたときに、それぞれが、全く別の形をしていましたが、衝撃は同じでした。いびつで、美しく、完全性の発露があり、憂鬱は官能に変わらざるを得なくなりました。

トオイさんがいなかったら私はアルバムを作れなかったし、菊地さんがいなかったらそもそも私はジャズを歌っていない。余談ですがお二人のお誕生日はたったの一日違いです。

配信もありますので、お運びいただくことが叶わない場合には、もし画面を通してでもお目にかかれましたら、それもとても嬉しく思います。

当日生配信をご覧いただくことも、ライブ後2週間は、アーカイブをご覧いただくことも可能ですので、ご検討よろしくお願いいたします!

以下詳細になります✨

7/31(土)渋谷JZ Brat

加藤咲希デビューアルバム、
”Anything Blue”リリースパーティー💎✨

【出演】
加藤咲希(Vo.)
菊地成孔(Ts.& Vo.)
トオイダイスケ(Pf.)

詳細とご予約はこちらからお願いします↓
http://www.jzbrat.com/liveinfo/2021/07/index.html#20210731

東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2階
TEL:03-5728-0168
 (受付時間は平日14:00~21:00)
E-MAIL info@jzbrat.com

1st Open 14:00 Start 15:00
2nd Open 17:00 Start 18:00
(各ステージ70分予定)

入替制
予約¥5,500 当日¥6,000

※アルコールの提供はございません。
アルバム”Anything Blue”にちなんだノンアルコールのオリジナルカクテル等をお楽しみ下さいませ。

【2ndセットは有料ライブ配信あり】

チケットはこちらから↓
https://twitcasting.tv/c:liveconnection/shopcart/75297

どうぞよろしくお願いいたします。

主催:コグマサウンド

2021年7月ライブスケジュールダイジェスト

7月のライブスケジュールです🐬

7/31(土)には延期になっていた渋谷JZ Bratでのレコ発があります💙✨

どのライブもとても大切に、歓びとともに歌わせていただいておりますが、ソロジャズ歌手として、初めてのCDのレコ発、これまでの歌手人生の中でいちばん大切な、というか、普段とは全く別のものとして、儀式としての、ライブになると思います😌

ここが、私の終わりで、始まりです。
お越しいただけたら嬉しいです。

配信もありますので、ご都合でお運びいただくことが叶わない皆さまとは、画面を通してお目にかかれましたら、とても嬉しく思います☘️

もちろん日々の出演も大切に歌っていきます🙏
なんとか足を運んで下さる温かいお客さまたち、踏ん張って下さっているお店の方々、大好きな仲間たちのおかげで、歌える場をいただけていることに感謝します🌸
 
7/9(金)六本木クリマ
小川恵理紗(Fl.)
大橋祐子(Pf.)

7/15(木)関内Speak Low
浜っ子クインテット
市川美鈴(Vo.)
Mariko(Vo.)
松原慶史(Gt.)
鈴木健市(Ba.)

7/21(水)六本木IZUMIで予定していたライブは緊急事態宣言の影響を受けて中止となりました。

7/21(水)六本木IZUMI
浜田ゆき(Vo.)
山見慶子(Pf.)
水橋孝(Ba.)
遠藤光夫(Gt.)

7/26(月)銀座Barbra
ひかり(Vo.)
斉藤クミコ(Pf.)

7/31(土)渋谷JZ BRAT
加藤咲希デビューアルバム💎✨
”Anything Blue”リリースパーティー🎉

【出演】
菊地成孔(Ts. & Vo.)
トオイダイスケ(Pf.)

詳細とご予約はこちらからお願いします↓
http://www.jzbrat.com/liveinfo/2021/07/index.html#20210731

東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2階
TEL:03-5728-0168
(受付時間は平日14:00~21:00)
E-MAIL info@jzbrat.com

1st Open 14:00 Start 15:00
2nd Open 17:00 Start 18:00
(各ステージ70分予定)

入替制
予約¥5,500 当日¥6,000

【有料配信あり】チケットはこちらから↓
https://twitcasting.tv/c:liveconnection/shopcart/75297

どうぞよろしくお願いいたします🌸

6/8(火)赤坂MZESに関して

以下のライブですが、緊急事態宣言の延長を受けて、スタートが18:30になります。

18:30-19:40の1セットの予定です☘️

6/8(火)赤坂MZESにて、また新たなバンドが始動します✨

日米精鋭のミュージシャンを有するトリオとNY出身のモデル兼シンガー、Claireとの共演、楽しみです💕

Kengo Nakamura presents✨

Saki Kato and Swing Brothers❣️

* 2021.06.08 at MZES Tokyo 

https://mzes.jp

港区赤坂3-14-1コンチネンタルIVビルB1

TEL: 03-5545-5169

出演者: 

Saki Kato/加藤咲希 (Vo.) 

Kengo Nakamura/中村健吾 (Ba.) 

Guest: Claire Natirbov (Vo.) 

Dennis Lambert (Pf.) 

Gene Jackson (Dr.) 

Open 17:30

1setのみ 18:30-19:40

前売:¥ 4500 | 当日:¥ 5000

ご予約はこちらからお願いいたします♪

https://t.livepocket.jp/e/1xkdv

【有料配信あり】

The show will be live streamed. 

●配信&投げ銭チケットのご購入はこちらからお願いいたします♪

https://t.livepocket.jp/e/h273n

どのプライスのチケットをお買い上げいただいてもご視聴いただけます。お気持ち何卒よろしくお願いいたします❣

共演シンガーのクレアはアメリカ出身ですが、ロシアにもルーツがあって、今回、ロシア語の曲も歌います✨日本語にも挑戦します🌸

私は相変わらず、英語、ポルトガル語、日本語で歌います☘️

デュエット曲も多数用意してます💕

素晴らしいメンバーと一緒の超絶おすすめライブとなっております🧡

どうぞよろしくお願いいたします💎✨

主催:コグマサウンド